2007年度アラスカ産天然鮭の漁獲高は例年並みでした。
しかし魚価は昨年より上昇し、生産者の漁網の購買意欲は旺盛です。
理由として天然物を食べたい、そういった消費者が増えたからだそうです。
近年の食の安全が求められているのは日本だけではありません。
人工的に作られ、添加物や薬品などを混入した飼料を食べた養殖魚に対する不信感がアメリカでは問題になっているからです。
本年度中国産の多くの製品において日本での基準をはるかに超える量の危険物質が混入されていたり、日本でも老舗のブランドで賞味期限の偽装が行われております。
こういった流れが米国であるのかは定かではありませんが、天然の鮭の需要は飛躍的に伸びてきています。また健康志向のためなのか、肉よりも魚を食べる傾向にあるようです。
私たちもその恩恵を少なからず受けており、本年度の北米向け商品の受注は好調を維持しております。品質を損なわないように、納期内に納入出来るよう努力していきたいと思います。