◎特長 ◎強度と比較表 ◎使用した感想 ◎付着物質結果 ◎モニター募集
◆白い部分は、ナイロン3/216本 ◆茶色の部分は、ベクトラン3/36本 ◆ナイロン210 3/216が破れても、 ベクトラン3/36本は破れない、なしか? |
各種素材の強度比較表
項目 試料 |
ベクトラン | ダイニーマ | ポリエチレン | ナイロン |
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9000dr | 4800dr | 7200dr | 7560dr | |
直径(m/m) | 1.31 | 1.13 | 1.47 | 1.26 |
重量(g/m) | 1.10 | 0.60 | 0.89 | 0.94 |
湿引張強力(kg) | 148 | 85 | 35 | 46 |
湿引張伸度(%) | 9.4 | 11.2 | 28.4 | 41.3 |
湿結節強力(kg) | 59 | 41 | 24 | 23 |
乾引張強力(kg) | 153 | 74 | 35 | 49 |
乾引張伸度(%) | 9.0 | 10.6 | 32.6 | 36.7 |
湿捻回摩耗 (回/1kg荷重) |
421 | 295 | 73 | 61 |
湿捻回摩耗 (回/3kg荷重) |
46 | 22 | 5 | 3 |
湿捻回摩耗 (回/5kg荷重) |
13 | 10 | 2 | 2 |
乾捻回摩耗 (回/1kg荷重) |
55 | 15 | − | 13 |
乾捻回摩耗 (回/3kg荷重) |
22 | 10 | − | 5 |
捻回摩耗はn=1 |
1.ポリエチレン糸の1/2ないし、2/5の太さの糸と強度が同じ。 2.ベクトラン糸はポリエチレン糸の太さ1/2ないし2/5の糸で 作った網で石はらを曳いても破れない。 3.比重が1.4以上あるので、下網に使うと海底にしっとりフィットする。 4.摩擦強度が強いので60日間使っても“結節”にすれがない。 5.糸の太さが1/2ないし2/5なので網全体のボリュームが 小さくなり、老人パワーでも操作が楽です。 6.網が破れないので、修理の時間が節約出来る。 7.網の強度があるので、荒い瀬の新漁場の開発が出来た。 8.操業時、糸の太さが小さいので、船足が速い。 9.節の目ずれが少なく、伸び縮みがないので底引網の形が 変わらないから、漁獲量が増した。 10.魚取りに十手を付けたら魚が活きます。 11.総合的評価として操業日数が多くなった。 即ち生産性の向上に繋がった。 |
----漁網付着物質結果----- 粘着性物質とはどんな物質かな?大分県高田浅海水産試験場の
漁網付着物質観察結果: 1 粘質物質 注)量としては、番号の順に多い。
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今ご使用になっている底引網の下記に付いて、お知らせ下さい。 1.下網の図面と下網に使っているナイロン、あるいはポリエチレンの糸の太さ
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